こんばんは、シネホリちゃんです!
今日はハロウィン!ということで、今回は永遠の名作『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をご紹介します。英語学習にも使える印象的なフレーズと、制作秘話まで詳しくお届けしますね🎃
- 作品概要:異なる世界の出会いが織りなす不思議なファンタジー
- 印象的な英語フレーズと使用シーン
- 1. “Kidnap the Sandy Claws, beat him with a stick!”
- 2. “There’s something out there, something scary!”
- 3. “I am the Pumpkin King!”
- 4. “How dare you treat my friend so shamefully!”
- 5. “My dearest friend, if you don’t mind… I’d like to join you by your side”
- 6. “Interesting reaction… but what does it mean?”
- 知られざる裏話とトリビア
- 作品の現代的解釈
- まとめ
作品概要:異なる世界の出会いが織りなす不思議なファンタジー
ハロウィンタウンの住人たちによって毎年演出される「ハロウィン」。その仕掛け人であり、”カボチャの王様”として君臨するジャック・スケリントンは、ある日偶然にクリスマスタウンを発見します。そこで目にした温かな光景に心を奪われたジャックは、クリスマスを完全に理解したと思い込み、サンタクロースに代わってクリスマスを仕切ることを決意します。
しかし、ハロウィンタウンの住人たちの解釈による「クリスマス」は、どこか不気味でホラーテイストなものに。ジャックの暴走は徐々にクリスマスの夜を恐怖で包み込んでいきます。果たしてクリスマスは無事に救われるのでしょうか?
印象的な英語フレーズと使用シーン
1. “Kidnap the Sandy Claws, beat him with a stick!”
(サンディ・クローズを誘拐して、棒でぶっ叩こう!)
シーン解説
ロック、ショック、バレルの3人組が歌う歌詞です。サンタクロースを捕まえるよう命じられた3人が、はしゃぎながら陽気に歌うコミカルなシーンです。この三人組がマジで結構不気味なんですよね😓ちなみに、このSandy Claws(サンディ・クローズ)はサンタクロースのことです🎅ジャックがサンディ・クローズ(サンディ>砂色の 砂だらけの クローズ>かぎづめ)と誤解してしまうんですね。誤解の仕方が不気味なんよw
日常での使い方
- サンタからクリスマスを奪おうと画策するとき
- 友達と悪ふざけする時の掛け声として
- 難しい課題に対して冗談っぽく強引な解決策を提案するとき
2. “There’s something out there, something scary!”
(何かがいるわ、何か怖いものが!)
シーン解説
サリーが不吉な予感を感じる場面で使われるセリフ。彼女の直感は常に正しく、このフレーズの後には実際に物語の転機が訪れます。
日常での使い方
- ホラー映画に出演したとき
- 冗談で恐怖を演出したい時
- 直感的に危険を感じた時
3. “I am the Pumpkin King!”
(私はカボチャの王様だ!)
シーン解説
ジャックが自身の役割と存在意義を高らかに宣言するシーン。自信に満ち溢れた誇り高い宣言です。
日典での使い方
- かぼちゃ料理を極めたとき
- 得意分野で成功した時、pumpkinの部分を変えて
- 冗談めかして自慢する時
例:「このラーメン、完璧にできた!I am the ramen King!(私ラーメン王だわ)」
4. “How dare you treat my friend so shamefully!”
(よくも私の友達をそんな酷い目に遭わせられたな!)
シーン解説
ジャックがサリーを捕らえていたウーギー・ブーギーに対して怒りをぶつけるシーン。友情の大切さが強調される印象的な場面です。
日常での使い方
- 棒でぶったたかれたとき
- 不当な扱いに抗議する時
- 冗談めかして抗議する時
例:「え、私の分のケーキ食べちゃったの?How dare you!(よくもそんなことを!)」
5. “My dearest friend, if you don’t mind… I’d like to join you by your side”
(親愛なる友よ、もし良ければ…あなたの隣にいさせて)
シーン解説
ラストシーンでサリーがジャックに対して歌う印象的な告白のフレーズ。長年の友情が愛情へと変わる美しいシーンです。
日常での使い方
- 舞台好きなあの人に告白するとき
- ドラマチックに協力を申し出る時
- 大切な人への思いを伝える時
例:「一緒にプロジェクト組まない?My dearest friend, if you don’t mind…(もし良ければ、一緒に…)」
6. “Interesting reaction… but what does it mean?”
(面白い反応だ…でも、これは一体どういう意味なんだ?)
シーン解説
ジャックが自分の行動に対する周囲の反応を理解できず首をかしげるシーン。彼の純粋さと少しずれた解釈が愛らしい場面です。
- 相手の反応が理解できない時
- 冗談めかして状況を整理する時
知られざる裏話とトリビア
制作期間は驚きの3年!
本作の制作には実に3年もの歳月が費やされました。これは、ストップモーションアニメーションの特性上、1秒の映像に24フレームものコマ撮りが必要だったためです。実際の撮影では、約100人のスタッフが毎週たった1分程度の映像しか作れなかったそうです。気の遠くなる作業ですね😇
楽曲制作のエピソード
作曲を担当したダニー・エルフマンは、ジャックの歌声も担当しています。実は当初、声優のクリス・サランドンがジャックの声と歌の両方を担当する予定でしたが、歌唱シーンはエルフマンの声の方が合うということで、急遽変更されたそうです。てことは歌のシーンだけジャックの声が違うということ?!気づかなかった👀
細部へのこだわり
- ジャックの蝶ネクタイは実はコウモリの形
- 各キャラクターの動きに合わせて複数の頭部パーツを制作
- サリーの髪の毛は実際の毛糸を使用
- ゼロの鼻として使われている小さな光は、実際の豆電球
公開当時の反応と評価
1993年の公開当時、本作は「子供向けにしては少し怖すぎる」という評価も一部であったものの、その独創的な世界観とストーリー、音楽性により、徐々に評価を高めていきました。現在では、ホリデーシーズンの定番作品として確固たる地位を築いています。ちなみにシネホリちゃんの姉はどハマりして、家のカーテンがジャック柄です。怖いて。
影響を受けた作品たち
本作の成功により、以下のような影響が見られました:
- ストップモーションアニメーションの復権
- ダークファンタジーの再評価(ティム・バートンの真骨頂ですよね)
- ホリデームービーの新しい形の確立
続編について
長年、続編の噂は絶えませんでしたが、ティム・バートン監督は「完璧な一作として残したい」という思いから、現在まで実写化や続編の制作を許可していません。ただし、ゲームやグッズなどの展開は積極的に行われています。
作品の現代的解釈
異文化理解のメタファー
この作品は、異なる文化との出会いと理解をテーマにした寓話として読むこともできます。ジャックの行動は、表面的な理解だけで他文化を取り入れようとすることの危うさを示唆しているようにも見られます。郷に入っては郷に従えのスタンス、受け入れる姿勢、大事ですね。
アイデンティティの探求
ジャックの迷いと成長は、現代人のアイデンティティ探求と重なる部分が多くあります。自分の役割や存在意義について考えさせられる深いテーマが含まれているのです。
まとめ
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は、見た目の独特さだけでなく、その内容の深さでも多くの人々を魅了し続けています。英語学習の教材としても、人生の教訓としても、様々な角度から楽しめる永遠の名作と言えるでしょう。
ところで今回ご紹介した英語フレーズ、もうお分かりの通りとても日常で使えるとは思えません😂ハロウィンジョークとして笑って許してください。いや、もしかしたら舞台好きなあの人に告白するときがくるかも?!それではまた次回🎬
コメント