こんばんは、シネホリちゃんです!今日は2011年公開の「ドライブ」をご紹介します。ライアン・ゴズリング主演のこの作品、スタイリッシュな映像と緊迫感あふれるストーリーが魅力的なんです。私はライアン・ゴズリングの最高傑作は「ラ・ラ・ランド」でも「バービー」でもなく、この「ドライブ」だと思っています!
「ドライブ」の作品紹介
「ドライブ」は、ニコラス・ウィンディング・レフン監督が手掛けた作品で、ライアン・ゴズリングが演じる無口なドライバーが主人公です。昼はスタントマン、夜は犯罪者の逃走ドライバー(いわゆる逃がし屋)という二つの顔を持つ彼の人生が、隣人のアイリーン(キャリー・マリガン)との出会いで大きく変わっていきます。
アイリーンの夫が出所してくると、主人公は危険な世界に引きずり込まれていきます。静寂と暴力が交錯する独特の雰囲気が、観る人を引き込んでいくんです。何より急展開する困難な状況にも、黙って乗り越えようとするドライバーがとてもカッコよくて最高の見どころです。
日常生活で使えるフレーズ3選
さて、この映画からインスパイアされた、日常生活でも使えるフレーズを3つ紹介します。それぞれのフレーズには、そのシーンの説明も加えていますよ。
- 「I’ll be there in five minutes.」
- (5分で着く。)
- シーン説明: 映画の冒頭で、主人公が逃がし屋として仕事をする際に、自分のルールを相手に伝える場面があります。「5分間待つ」という厳格なルールを持つ彼は、その時間内に何か起こった場合には責任を持つと宣言します。しかし5分すぎれば容赦なくその場を去る。
このセリフはそのシーンに出てきます。日常会話にも応用可能ですよ。
待ち合わせや約束事に使える便利な表現で「I’m on my way. I’ll be there in five minutes.」(今向かってる。5分で着くよ。)と言えば、相手に安心感を与えられます。
- 「Just give me a moment.」
- (ちょっと待ってください。)
- シーン説明: ドライバーがアイリーンと初めて会話するシーンでは、お互いにぎこちない雰囲気があります。ドライバーは自分の気持ちを整理しながら、アイリーンに少し時間を求めるような場面が印象的です。このぎこちない間がキュンとするポイントなんですよね。
このフレーズは何かを準備したり、回答に考える時間が必要な時に使えます。「Just give me a moment, I’ll be right back.」(ちょっと待って、すぐ戻る。)と言えば、離籍してもすぐ戻ることを伝えられます。
- 「It’s not what it looks like.」
- (誤解なんだ。)
- シーン説明: 映画の後半、ドライバーがアイリーンを守るために暴力的な行動を取らざるを得なくなる場面があります。おとなしいドライバーの姿しか知らなかったアイリーンはとてもショックを受けるんですね。特に、エレベーターの中で起こる衝撃的な出来事の後、血まみれになったドライバーがアイリーンに向かって説明しようとするシーンが印象的です。このような極端な状況ではありませんが、日常生活でも誤解を招きそうな状況で使える便利なフレーズです。「It’s not what it looks like, I was just helping a friend.」(誤解なんだ。友達を助けたんだよ。)と言えば、相手が理由を聞く気になってくれそうです。それにしても、キャリー・マリガンて不幸な女を演じさせたら天下一品だな。ハリウッド界の木村多江。
「ドライブ」の裏話
実は、この映画のスクリプトは25ページしかなかったんです。普通の映画のスクリプトは100ページ以上あるのに!監督のレフンは、「言葉より行動で語らせる」というコンセプトで作品を作ったんだとか。韓国のキム・ギドク監督もほとんどセリフを書かない監督ですが、レフンもなかなかですね。それでもどちらの監督の作品も、まったく眠くならないんです!
そして、ライアン・ゴズリングが自ら主人公の衣装をデザインしたって知ってました?あのスコーピオンのジャケット、彼のアイデアなんです。DVDのジャケットなどにも、スコーピオンが見える状態でのバックショットが使われていますよね。あれカッコいい・・ほしい。さすがライアン。
音楽も印象的でしたよね。実は、音楽制作の段階で監督とケンカになったクリフ・マーティネスが「もう二度と一緒に仕事はしない」と言い放ったんだとか。アカデミー賞、音響編集賞を獲得しています。芸術って時に衝突から生まれるんですね。テーマソングの「A Real Hero」は一時期私の着信音でした💛
まとめ
「ドライブ」、静かな表面の下に激しい感情が渦巻く、そんな映画でした。みなさんも、日常生活でこの映画のフレーズを使ってみてください。きっと、ちょっとクールな自分を演出できるはず!
それでは、また次回のシネマ・フレーズ紹介でお会いしましょう!
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